2008年10月22日水曜日

飛行船、不時着す


● 飛行船、不時着す
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 土曜日の朝、9時すこし前。

 飛行船が飛んでいた。
 結構低い。
 一箇所をぐるぐる回っている。
 飛行船というのは前に進むものだろう。
 どういう、推進構造になっているのだろうか。

 それがだんだん、下がってきた。
 なにかヤバイぞ。
 車を飛ばして見にいく。

 道路の真ん中に下りてきた。
 事故でもあって不時着か。
 走行装置が故障か。
 でも飛行船にしてはちょっと小さい。
 小型飛行船か。
 その道路の真ん中に非常事態に出動する緊急用トラック?が待機していた。
 あっというまにバンに収容して、いなくなってしまった。

 何が、起こった。



● アドバルーンか、不時着す?


 ウー。
 もしかして、飛行船型アドバルーンか。

 土曜日で車の通りは少ないとはいえ、この道、幹線道路だぞ。
 目の前は市立大病院だぞ。
 メデイカル施設が集中しているところだぞ(クリックして歩道の看板を見てください)。
 となりは、オフィース街が広がっている場所だ。
 土曜とはいえもうじき9時だぞ。

 なんでそんな場所の幹線道路の真ん中からアドバルーンを揚げるのだ。
 周辺にはいくらでも広大な土地の余っているところだぞ。

 アドバルーンてのはビルの屋上からあげるものだろう。
 でないとすこぶる危険だろう。



● 緊急自動車に収容される?


 百歩譲っても、少なくとも「電線より高い」ところから上げるものだろう。

 もし、風であおられて、電線にからまったらどうする。
 脇の歩道にはミエミエで電柱が立ち、配線されているではないか。
 これから考えてもアドバルーンをあげるところではない。

 ポリスの姿も見えない。


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● スッポリと収まった?
  そして、アットいう間に消えていった。


 なんだか、よくわからない。
 何のためにあげているのか。
 こんなことってあるのか。
 こういうことあっていいのかな。

 なにか非常におかしい。

 テロリストが標的を調査するために、カメラ搭載のアドバルーンをあげた、なんてことはないよな。
 でも、その可能性も否定しきれない。
 この道沿いに高等裁判所がある。
 移民局もあったな。
 それをカメラに収めた?
 なにしろ、ここは狙われている国だ。
 なにが起こってもおかしくはない。

 まさか、病院は狙わないだろうな。


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